市役所で保活の相談はできるの?
認可保育園の入園申し込みの窓口になっているのが市役所です。そのため当然、保活についての相談や質問は、担当の窓口で聞くことができます。
窓口は「福祉課」「児童課」「保育課」など、市役所によって呼び名や管轄が異なりますので、ウェブサイトや総合案内で確認して訪問するのがよいでしょう。
通いたい園がある自治体での保活が初めての場合、まず資料をもらって、保活の手順や申し込み受付期間、内定通知の予定・日程など、市役所のスケジュールを確認するのが大切です。
認可園に申し込む場合は、書類などの提出先は市役所の窓口です。疑問があるのであれば、直接聞くのが最も話が早いでしょう。
また保活には、地域や自治体ごとの生きた情報が不可欠です。
保育園における地域の特色、年齢ごとの待機児童数、入りやすい園や人気園の状況、新規開園の情報なども、保活をするうえで知っておきたい情報といえます。
また、質問や相談は電話でも応えてくれますが、窓口へ直接足を運ぶことで、資料やチラシが手に入ったり、自治体のサポートや補助制度の情報も得ることができたりというメリットもあります。
希望の園、見学に行ってみたい園をこれから探したい場合は、以下のようなことを市役所できいてみると保活のヒントになるかもしれません。
・入りやすい園と人気の園 ・その園が入りやすい理由・人気の理由 ・新設や新設予定の園があるか、その情報 ・現在の保活状況と、ほかにやっておくとよいこと ・具体的な申込みのスケジュールや必要書類 |
ほかにも、「新しい園がよい」「0歳クラスから就学まで同じ園で見てもらいたい」「○○駅の最寄りがよい」「小規模/大規模園がよい」など、希望を伝えて合いそうな園を探してもらうこともできるでしょう。
新設園の予定があるか、あるとすればどんな園かなども、市役所で聞ける有益な情報のひとつですね。
希望の園がすでに決まっている場合も、市役所で聞いておきたい情報はあるでしょう。その場合は以下のようなことを押さえてみましょう。
・希望園の競争率や入園の傾向 ・園の特徴、見学や説明会の有無 ・ほかの近隣園、希望園に似ている園 ・具体的な申込みのスケジュールや必要書類 |
希望している園が、昨年度は余裕を持った募集をしていても、今年度も同じとは限りません。園ごとの定員数は年度で変わる場合もありますので、最新情報は市役所で確認するのが確実です。
それに併せて、過去の入園内定者の指数も参考になります。
何点以上で入園できて、何点以下が不可だったのかが分かれば、現在の自分の持ち点と照らし合わせることができるでしょう。
また、希望園の競争率が高い場合や、第2希望以降の園が決まっていない場合は、希望を伝えたうえでほかの園も探したいと相談してみるのもよいでしょう。
自分で探しているだけでは目に入らなかった園など、新たな出会いがあるかもしれません。
初めての保活はもちろんのこと、久しぶりだったり、転居前の自治体での保活経験しかなかったりする場合は「分かっているつもりで認識が間違っていた・古い情報だった」という事態も起こりえます。
念のため、一度は市役所で以下の基本事項も確認しておくと安心かもしれません。
・自分の指数(点数)計算があっているか ・加算できる調整指数の相談 ・最新の待機児童数、自治体としての待機児童の数え方 ・申し込みにあたって準備しておくもの・書類 ・最近の傾向、自治体のルールなど |
保活において大切な指数の配点や、指数が同数だった場合の判断基準になる優先順位の考え方などは、自治体によって大きく変わります。
たとえば、希望園に入れるまでの待機中に、認可外園に入園したりベビーシッターを利用したりすることが加点対象になる自治体と、それが考慮されない自治体があります。
さらに各項目の配点についても、自治体ごとに異なるだけでなく、年度途中で配点や項目が変わることもあります。だからこそ最新情報をチェックすることは非常に大切と言えそうです。
ほかにも、自治体ごとに待機児童のカウント方法が違うことにも注意してみると、公表されているデータと実態の差などが見えてきます。こういった情報が保活の参考になるかもしれません。
保活中は、一度は市役所に足を運んでみるとよいでしょう。
その際には本記事を参考に「聞くことリスト」を作っておいて、効率よく質問や相談ができるとよいかもしれませんね。
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