保活を何から始めるかのセオリーはありませんが、「とにかく何かしたい!」という行動派の方は、まず園を探す予定の自治体の役所へ行ってみましょう。
役所に直接足を運ぶ時間が取れない場合は、自治体のサイトでトップページから「保育園入園」などのキーワードでサイト内検索すれば、窓口となるページを閲覧することができます。
何から始めるか迷ったら、まずはそちらを確認するのもよいでしょう。
窓口・サイトいずれの場合も、その自治体にある保育園の一覧表や、各園の詳細などの資料を入手できます。それをもとに園探しを始めましょう。
自治体の窓口やサイトで、保育園の園名や住所が分かれば、その中で立地的に通いやすい園や気になる園を絞り、園の公式ウェブサイトをチェックしてみましょう。
サイトでは、保育方針・理念、保育時間やクラス編成などの基本的な情報などが分かります。
また、1日の保育スケジュールや年間行事を紹介している園も多く、園の雰囲気を感じ取ることができるでしょう。ほかにも、ブログやSNSがあれば目を通してみましょう。
また、地域や近隣の口コミも大きな情報源です。口コミサイトや地域の児童館、子育て教室などで情報交換をする方も多いようです。役所の窓口でも聞くこともできるでしょう。
情報を収集して、通ってみたいと思える園を見つけたら、次は保育園見学を予約してみましょう。
園見学は電話やメール、公式サイトからなどで、園ごとに予約を受け付けています。ここでは自治体ではなく園のサイトを確認しましょう。
園によっては定期的な説明会を実施していることもあります。
また、親子教室、園庭開放など未就園児向けの親子イベントなどを行なっている園もあります。
園見学より気軽に参加できるので、まずはこれらに参加してみることで、子どもにあった園かどうかを見ることができるかもしれません。
園が実施している親子教室などは、園の公式サイトや自治体が発行している地域情報紙などに掲載されていることもあるようです。
しっかり全体の流れを見極めてから何をすべきか考えたいという慎重派の方は、まず保活のゴールを見据えたスケジュールを立ててみるのはいかがでしょうか。
ここでゴールと設定する保育園の入園時期には「年度初めの4月入園」と「年度途中入園」の2つのパターンがあります。
特に、認可保育園に申し込む場合、学年の区切りとなる4月入園は応募数も多いため、自治体ごとに早めに申し込み期間が設けられています。
何から始めるかを迷っている慎重派の方は、このように決まったスケジュールを確認しながら計画を立てていきましょう。
4月入園の場合は、どの自治体も前年10月から12月の間に受付期間を設けています。
まずは自治体のサイトで、入園申し込みの受付期間を確認しましょう。その上でこの日程を念頭に置いて、受付期間に向けて保活スケジュールを組み立てます。
申し込みから4月までの予定は、自治体によって多少の違いはありますが、おおむね以下のようになります。
前年 10~12月 |
申し込み期間 |
入園年 1~2月 |
内定通知 2次・3次募集・内定 |
入園年 3月 |
入園説明会 |
入園年 4月 |
入園式 |
この流れを参考に、申し込みに向けたスケジュールを立ててみましょう。
入園は、4月からだけでなく年度途中でも空きが出れば随時可能です。
たとえば、8月1日生まれの子が1歳になるまで育児休暇を取得した場合、出生年の翌年8月から復職することを前提に、7月半ばからの入園を計画することもできます。
ただ、その場合は7月に0歳児クラスの空きがある保育園を探す必要があります。
認可園の場合、年度途中に空きが出次第、エントリー済みの申込者の中から選考が行なわれます。キャンセル待ちのようなイメージで、前もって希望園にエントリーをしておく必要があります。
もしくは、毎月の募集状況をチェックして、空きが出たら申し込むといった計画を立てましょう。
入園したい時期が決まったら、それに合わせて希望園の絞り込みや申し込み書類の準備などをしておく必要があります。スケジュールを組み立て、何から始めるか必要な準備を考えながら入園に備えましょう。
保活は、何から始めるかのマニュアルがない分、最初の一歩に迷う方も多いようです。行動派も慎重派も、マイペースに自分にあった始め方を見つけられればよいですね。
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