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保活で迷わない市役所の活用術!相談のコツや窓口について

作成者: 園ナビ|3/7/24 3:21 AM

保活を進めるのに心強い味方となってくれるのが、自治体の市役所・区役所です。ウェブでは手軽に情報収集できますが、保活は自治体や子どもの年齢、世帯状況によって進め方が大きく異なるため個別相談が欠かせません。今回は、保活における市役所の活用方法や窓口について、また相談する際の準備のコツについても紹介します。

保活については市役所のどこに問い合わせる?

保活を始めるタイミングで、まず情報収集のために市役所に足を運ぶ方は多いでしょう。

しかし、市役所にはさまざまな課や管轄があり、保活に関する担当がどこになるのか迷ってしまうことが多いのではないでしょうか。

保活の担当課は自治体によって異なります。主に「保育課」「福祉課」「子育て支援課」などさまざまな部署名がついているようですので、事前に確認しておくのがよいかもしれません。

自治体の公式サイトでは、ほとんどの場合サイト内検索ができる検索窓があります。

そこで「保育園 入園」などのキーワードで検索をして表示されたページに記載されている課名が、その自治体の保活窓口であることが多いでしょう。

また、市役所のエントランスなどに設置されている総合案内などで直接聞くこともできます。

保活で市役所を活用できる場面とは

保活では、家庭や保護者・子どもの状況や居住自治体によって大きく進め方や考え方が異なるでしょう。

保活に関する自治体ごとの相談をするなら、市役所が最適でしょう。個別相談をしっかり行なって保活に取り組むのが、市役所を活用したかしこい保活と言えます。

ここでは、保活における市役所の利用方法について見ていきましょう。

窓口

自治体によって「保育コンシェルジュ」「保育アドバイザー」などの名称で、保活相談専用の窓口や担当者が常駐するブースなどが開設されていることがあります。

専用窓口がなければ、担当課の窓口で直接相談することも可能です。また、直接行けない場合や些細な質問であれば電話でも対応してくれることがほとんどでしょう。

なお、4月入園の申し込み直前である夏から秋にかけては相談が増えるため、相談に時間制限が設けられることがあるようです。

じっくり相談したいのであれば、春から夏にかけてなど早めの時期が狙い目かもしれません。

説明会・相談会

市役所の担当課などで、保活に関する説明会や相談会などを定期的に開催している自治体は多いようです。

初めての保活や、ほかの自治体から転居してきた場合などには、分からないことが多いでしょう。

基本的な内容から自治体の取り組みや状況などを知ることができ、地域ごとの保活のコツをつかむことができそうです。

説明会や相談会は、希望者がいれば随時行なう場合と、日程や曜日を決めて定期的に行なっている場合があり、自治体によってさまざまです。市役所の公式サイトやチラシなどで情報を探してみましょう。

また、地域で活動するサークルや団体、市議会議員などの主催による保活に関した情報交換会などが行なわれている地域もあるようです。

このような情報に関しても、市役所でチラシが配布されていたり案内を聞いたりできるかもしれません。

市役所で聞く保活の疑問と相談のコツ

iStock.com/maroke

市役所で保活についての質問や相談をするにあたって、聞きたいことがありすぎてどうしていいか分からない方や、何を聞けばいいのか分からないという方もいるでしょう。

ここでは、聞きたいことが決まっている・決まっていない場合それぞれの相談のコツについて紹介します。

聞きたいことが決まっている場合

聞きたいことがありすぎる方や、乳児を抱えているため相談に時間をかけたくない方は、メモ程度でもよいので質問リストを作っておけばスムーズでしょう。

また、聞いたことを忘れないようにメモするための筆記用具を、当日忘れないようにしましょう。

質問項目としては、以下のように簡単に書き出しておけるとよいかもしれません。

【入園申込みに関する質問】

・1次申し込みの日程・必要書類

・2次募集、3次募集や年度途中に空きが出た園などの状況

・調整指数で加算できるポイント

・最新の待機児童の数など

・最近の保活の傾向、自治体ごとのルール


【自治体の保育園に関する質問】

・入りやすい園と人気の園はどこか

・入りやすい園や入りにくい園それぞれの理由

・新設の園があるか、その情報

・現在の保活状況を話して指数や園選択のアドバイスをもらう

・入りたい園の条件や希望を出して合いそうな園を探してもらう

何から質問すればいいか分からない場合

保活に関してよく分からないけれど、特に相談することも思いつかないという方こそ、まずは市役所の担当課に相談してみることから始めてみるのがよいかもしれません。

その際、事前に自治体のサイトや入園案内などに目を通しておき、まずは意味が分からない内容や言葉について質問してみましょう。

それによって保活に関する解像度が高まり、計画が立てやすくなるのではないでしょうか。

市役所では具体的な質問だけでなく、おおまかな保活の進め方なども教えてもらえるでしょう。

「こんな園に入りたい」「こんな子育てをしているが合う園はある?」というように、希望を伝えて合う園の情報や保育園の探し方などのアドバイスをもらうのも参考になりそうです。

市役所を有効活用して保活の疑問を解消

保活をかしこく進めるためには欠かせない、市役所の活用術を見てきました。

自治体によって保活のコツや進め方はさまざまです。ほかで聞くことができない地域の情報や最新の保活の状況について知ることができる市役所をかしこく利用して、保活に役立てましょう。

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