【8月生まれ】0歳児4月入園なら早めに動くのが吉
保育園は原則として毎月入園が可能ですが、年度始めである4月は最も入園希望の申し込みが多くなります。
このタイミングで年齢ごとの受け入れ数が満員になれば、退園する園児が出ない限り5月以降の入園はできなくなります。
そのため、基本的に4月に入園することを想定して保活を進める方が多いようです。
4月入園は入園希望者が集中するため、認可保育園の選考に関しては前年の秋から冬にかけての10月~12月の間に申し込み期間を設けるなど、どの自治体も早めに行なうことが多いようです。
たとえば、申し込み締め切り日が10月31日の自治体で、8月1日に生まれた子を0歳児クラスに4月入園させたい場合は、産後約3カ月以内に保活をすませて申請を完了させる必要があります。
具体的な時期や期間は、自治体や年度によってさまざまですので、まずは保活を行なう自治体の申し込み期間を確認しましょう。
4月入園を想定した、基本的な保活の年間スケジュールを紹介します。以下の表を参照しながら、入園までのプロセスを把握しましょう。
以下は一例ですが、8月生まれの子が0歳児クラスへ4月入園する場合の保活は、左側のスケジュールが参考になるでしょう。
8月生まれの保活スケジュール |
自治体スケジュール |
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入園前年 4~7月 |
保育園情報の収集・自治体への相談 保育園見学 |
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入園前年 8月 |
出産 |
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入園前年 9月 |
保育園見学(予備) 希望する園を決定 |
入園案内の公開 |
入園前年 10~12月 |
入園案内の入手・必要書類の準備 入園申込み |
入園申し込み期間 |
入園年 1~2月 |
2次募集の日程・情報確認 |
入園内定通知 2次・3次募集・内定 |
8月に出産を迎える前に、保育園や自治体の保活状況のリサーチ、できれば保育園見学までをすませておけると出産後はスムーズに保活を進められるでしょう。
特に近年は、地域によっては9月を過ぎても猛暑日が続く日があるようです。
臨月間近は難しい場合もあるでしょうが、外出をともなう保活は春~夏前のできるだけ過ごしやすいうちにすませておくとリスクが少ないかもしれません。
0歳児の4月入園を目指す場合は、出産後約3カ月前後で入園申し込みをする必要がありますが、育児休暇を利用して翌年4月に1歳児クラスの入園を目指す方もいるでしょう。
0歳・1歳どちらのタイミングで入園するかで保活スケジュールは大きく変わります。
8月生まれが4月に入園する場合を想定して、0歳児クラス・1歳児クラスそれぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。
育児休暇が一般的に出産後1年間であることから、0歳児クラスは1歳児に比べて入りやすいということが大きなメリットです。この場合は生まれてから約8カ月での入園になります。
基本的には4月に入園しておけば安心ですが、1歳の誕生日まで取得可能な育児休暇を利用した場合は0歳児の8月に途中入園することも可能です。
保育園の受け入れ人数に空きがあれば、申し込みが集中する4月の1歳児クラスで争わずに、一足早く入園枠を確保できるメリットがあるでしょう。
8月出産は産後約3カ月で申し込み締め切りとなります。
出産後のママがすぐに保活のために多くの時間を割くのは難しいこともありますので、夫婦や家族で協力しながら進めましょう。
また、保育園探しなど産前に保活を一部進めておく必要がある場合もあるでしょう。妊娠中から事前の計画をしっかり立てておくことが大切です。
1歳児クラスに4月入園する場合は、育児休暇をしっかり取得しながら約1年半ゆっくり子どもと向き合うことができます。
産前産後に急いで保活に奔走する必要がないことは大きなメリットと言えるでしょう。
最も入園希望者が多く、激戦枠になりやすいのが1歳児クラスの4月入園です。
自治体によっては、1歳児クラスのみ待機児童が出るなど、入園が難しいクラスと言われています。
保活をする自治体の待機児童状況を見極めた上で希望する園を選ぶことや、入園に必要な指数を計算しておくなど、より戦略的に保活を進める必要があるでしょう。
また、育児休暇は子どもが1歳になる誕生日までの取得が原則です。
そのため1歳児クラスに4月入園する場合は、誕生日以降に約8カ月の育児休暇を延長しておくことを忘れないようにしましょう。
8月生まれの子の保活を考えている保護者の方は、入園タイミングを定めた上で保活をスタートさせましょう。
0歳児・1歳児どちらの場合も、それぞれのメリット・デメリットを把握しながら保活スケジュールを計画できれば、理想の保育園生活が迎えられるかもしれませんね。
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