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何から始める?保活は地域と保育園を「知る」ことからスタート!

maginima_iStock-1258724062保活しなきゃ、でも何から始めれば?と途方に暮れている方もいるでしょう。保活はタスクが多いイメージもあり、何から手をつければよいか困惑してしまう方も多いかもしれません。スタートは「自分の地域の保育園を知る」ことです。ここでは、気になる保育園の探し方、見つけ方を紹介します。最初の一歩を踏み出してみましょう!

【保活、何から始める?その1】自治体のサイトをチェック

保活にあたって、まず何から始めるかを迷っているなら、その答えは簡単です。

最初にすることは、入園を希望する地域の自治体のサイトで保育園入園に関する情報ページを確認することです。

この場合は都道府県ではなく、市区町村の公式サイトが望ましいです。

保育園入園に関する管轄の部署名は、福祉課、保育課、子育て支援課など各自治体でさまざまです。何度も確認できるように保育園関連のトップページはブックマークしておくとよいでしょう。

自治体の保育園入園関連のページには、その地域にある保育園が一覧化されているページへのリンクが掲載されているはずです。それをもとに保育園探しを始めることができます。

ここまで来れば、もう保活はスタートできていると言ってよいでしょう。

自治体のサイトをまずひととおり見てみて、気になることや分からないことがあれば、役所の窓口に行って聞いてみるのもよいですね。

【保活、何から始める?その2】通えそうな園をリストアップ

visualspace_iStock-1430969502iStock.com/visualspace

自治体のサイトで地域の保育園一覧が入手できたら、地域や住所を確認しながら通えそうな園をチェックして、独自のリストを作ってみましょう。

このリストは、立地的に通えそうな園というだけでも十分です。今の時点ではあまり絞り込まずに余裕をもって見ておくとよいかもしれません。

住所だけで詳しい場所が分からない園は、地図で立地をチェックしましょう。

 

【保活、何から始める?その3】気になる園の情報を集める

通えそうな立地の園がピックアップできたら、次はその園についての情報収集を始めましょう。

情報を集めるには、可能であれば以下の3つの方法を組み合わせると効果的です。

サイト・SNSで園の情報を見てみる

ほとんどの保育園は公式サイトで情報を発信していますので、園名で検索して公式サイトを見てみましょう。

サイトで見たいポイントは「保育方針と理念」「定員数・保育時間などの基本情報」「ほかの園と違う独自の取り組みやサービス」あたりでしょう。

また「保護者専用ページ」など、パスワード入力が必要な会員専用ページが設けられているサイトであれば、入園後の情報発信や写真の購入などがオンラインでできることが分かりますね。

サイトとは別に、ブログやSNSがあればそちらもチェックしましょう。

公式サイトは通年で大きな変化がなくても、SNSに広報的な役割を持たせて、日常保育や行事のレポートなどを頻繁に更新している園が増えています。

ここで、サイトで掲げている理念や方針が保育にどう反映されているか、また園児の様子、先生方の雰囲気なども具体的に感じとることができるかもしれません。

園までの道のり・近くの公園をチェック

気になる園は、家から園までを実際に歩いてみるのも大事な情報収集の手段です。実際に行ってみることで、ルート、かかる時間、道のりの確認ができます。

徒歩・自転車・車かによっても気になるポイントは変わります。また、雨や雪の日はどうするかといったシミュレーションも必要でしょう。

自宅から近かったとしても、車通りの多い道を横断する、急なアップダウンがあるといった場合もあります。ベビーカー利用を想定する場合は、歩道の舗装や広さなども気になるでしょう。

また、電車通勤の場合は駅からのアクセスも重要です。毎日通うことをイメージしてみましょう。

道のりだけではなく、園の前まで行ってみることで、園庭で遊んでいる子どもたちや先生、時間帯によっては保護者の送迎の様子などを見られる可能性もあります。

さらに、保育園近くの公園などもついでに回ってみるとよいかもしれません。

近隣の公園にお散歩・外遊びに行く保育園も多いため、どんな公園があるか、行き方をチェックしてみると気づくことも多いでしょう。

近隣での交流で口コミを集める

保育園情報は地域の情報を抜きにしては考えられません。公園、地域の子育てサークル、児童館などで情報収集をすることで、園側が発信している内容だけでは見えない情報が手に入ります。

もちろん同世代だけでなく、小学生のお子さんがいる先輩ママ・パパの情報も有益です。

最近は、プレママ・パパ向けの交流会やイベントを積極的に行なっていたり、保育園情報を交換しあう集まりを催したりしている地域や団体・サークルなども見かけます。

地域情報や子育て情報サイトなどをこまめにチェックしてみましょう。

お互いに情報交換しあいながら、保活仲間も見つけられると心強いですね。

 

【保活、何から始める?その4】入園したい園のイメージを明確に

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余裕があれば、情報収集と並行しながら希望したい園のイメージをつかんでみましょう。

以下の手順で進めてみると希望が整理しやすいかもしれません。

ポイント1 条件部分の優先ポイントを見つける

立地や募集年齢など、条件面のポイントをはっきりさせましょう。たとえば、以下のような条件について考えてみます。

・通園手段と家からの距離・最寄駅や職場からの距離

・園庭や園舎の広さ、大規模・小規模などの希望

・低年齢児のみの園か、就学前まで受け入れている園か

・保育料やその他かかる金額など

立地や募集年齢など、最低限優先したいのは何か、逆にこれだけはゆずれないポイントは何かなどを整理します。メモなどに書き出してみると整理しやすいでしょう。

ポイント2 その他の部分での優先ポイントを見つける

条件面での優先ポイントが整理できたら、次はそれ以外の部分にあたる、保育の内容や園のルールなどの面で優先したいことを考えてみましょう。

例としては、以下のように1つの項目を双方向から検討し、どちらの方がより理想に近いかを考えてみるのはいかがでしょうか。

・行事やイベントは多い OR 少ない?

・公園へのお散歩 OR 園庭が充実?

・男性保育士が活躍している OR 女性のみ?

・教育カリキュラムが充実 OR 遊び中心でのびのびした保育?

・その他の希望・・・お弁当の日、オムツ対応についてなど

項目ごとに「これは絶対こちらがよい」「これに関しては特にこだわらない」のように見直すことで、希望の保育園イメージがはっきりしてくるかもしれません。

2つの優先ポイントを総合する

1と2で優先したいポイントが明確になったら、それを一緒に子育てするパートナー・家族と話し合ってまとめてみるのも大事です。

基本的には1をクリアした園の中から、2のポイントを満たす園を選んでみるという流れがスムーズでしょう。それによって、ある程度の絞り込みができるのではないでしょうか。

保育園のピックアップはひとつに絞り込まず、気になる園を複数確保しておけるとよいでしょう。

また、条件面などで外れてしまうけど、気になるポイントがある・直感的に気になるといった園があれば、そちらも候補としてピックアップしておきましょう。

実際に園見学に行ってみることで、新たな発見や出会いがうまれる場合もあります。

保活の「何から?」は保育園の情報収集から!

保活のスタート、何から始めるか迷ってしまうのは誰でも通る道でしょう。

しかし難しく考えずに、まずは「近くの保育園ってどんな感じなのかな?」と興味を持ってみるだけで、保活はスタートできています。

情報や口コミも味方につけながら、希望の保育園入園を目指して保活を始めましょう!

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