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いつから・何から始める?妊娠中から入園内定まで保活の進め方、教えます!

visualspac_iStock-1222619174働く女性が妊娠と同時に気になるのが、今後の保活の進め方ではないでしょうか。始める時期や何から始めるかなど、初めてであれば分からないことだらけかもしれません。今回はそんな方のために、入園内定までの進め方から、妊娠中から?生まれてから?という保活の開始タイミングについても解説します。

【保活の進め方】何から始める?内定までのロードマップ

保活のおおまかな進め方について見ていきましょう。

ここでは、自治体に申し込んで入園が決まる「認可保育園」に4月に入園する場合の保活を想定していますが、園に直接申し込むタイプの「認可外保育園」であっても、保活の流れは大きく変わりません。

【1】保育園のリストアップ・情報収集

まずは保活を行なう自治体にある保育園の情報を集めましょう。

最も情報が多くて正確なのは、その自治体の公式サイトで公開されている保育園のリストです。

リストの中から、エリアや住所を確認しながら自宅近辺の園、電車通勤の場合は自宅から最寄り駅までの間にある園、利用駅の近くの園などをリストアップします。そこからさらに、自分の子どもが受け入れ年齢に該当するクラスがある園を抜き出します。

0歳児で入園を考えている場合は、0歳児受け入れを行なっている園のみに絞り込んでみましょう。

園が絞り込めたら、ウェブやご近所の口コミ、役所の窓口などを利用してその園について情報収集をしましょう。

【2】保育園見学

園の情報収集をしていくと、入園を前向きに考えたい園がいくつか見つかるかもしれません。次はそれらの園に直接見学に行ってみましょう。

園見学は、認可園・認可外園いずれも保育園に直接連絡して予約をとります。

予約方法は、園の公式サイトなどに掲載されています。電話・メール・予約専用フォームなど、園の指定の方法で行なうようにしましょう。

園見学は、保活のメインとも言える重要なプロセスです。

ウェブの情報や口コミ、家から近いからという理由だけで園選びをすると、思い描いていた園とのギャップが入園してから生まれてしまうかもしれません。

そのような後悔をしないためにも、希望する年齢のクラスがあり通えるエリア内の園はすべて見学に行ってみることを目標にして臨むとよいでしょう。

【3】希望する園を決定

認可保育園の申し込みをする際には、必要書類に加えて「入園を希望する保育園名」を記入する用紙を提出します。

自治体によって希望を出せる園の数は違いますが、おおむねどこの自治体でも第1希望から第5希望など複数の園が記入できるようです。自治体によってさらに多い・少ない場合もあります。

その自治体で希望を出せる枠はすべて埋めるのがコツです。第1希望しか書かなかったとしても、優先的にその園に入れるわけではありません。できるだけ多くの園を候補に入れましょう。

選ぶ基準は、保育園の立地、園の保育方針、預け入れ可能な保育時間、保育園見学で見聞きした印象などが多いようです。

また、認可園か認可外園かによって申し込み方法が変わります。

激戦区で保活をする際には、認可保育園に入れなかった場合を想定して、認可外保育園を選択肢に入れておく方も多いようです。

【4】入園申請の準備~申請

認可保育園の入園申請に必要な書類は、自治体によって異なります。

また「保育の必要性」と呼ばれる保育園を利用する理由(就労・介護・通学・求職など)によって、提出書類にもそれぞれ指定があります。

必要な書類を準備したら、自治体が指定する入園申し込み申請の受け付け日に合わせて必要書類と申し込み書を提出します。提出方法は役所の窓口へ持ち込み・指定の窓口に郵送・オンライン申請が主でしょう。

受け付け期間は自治体や年度によってさまざまです。次年度の4月入園は最も申し込みが多いタイミングであるため、どの自治体でも早めに受け付けが行なわれます。

前年度の9月~12月前後に申請期間が設けられますので、認可保育園への4月入園を目指している場合は、必ず日程を確認しましょう。

これらのような保活に関する情報、入園申請の期間や締め切り日、提出方法などは、自治体が発行する「入園案内」の冊子に掲載されています。

冊子は役所の窓口や自治体のサイトから入手できます。認可保育園に申し込む際は、必ず該当年度の入園案内を確認するようにしましょう。

【5】内定通知

認可保育園の4月入園を希望して申し込みを行なった場合は、おおむね入園年の1月~2月までの間に選考結果の通知が届くことが多いようです。

ここで内定保留(落選)となった場合は、育児休暇を延長する、認可外保育園などを探すなどの対応が必要になるでしょう。

また、入園辞退や定員割れが起きた園がある場合は、2次募集・3次募集が行なわれる可能性もあります。再度チャレンジする場合は、募集があるか役所の担当窓口に確認しましょう。

【保活の進め方】入園時期で変わる保活開始タイミング

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保活を進める上で、いつから始めればいいのか迷っている方や「妊娠中から始める話も聞くけど、本当に必要?」と疑問に思っている方は多いでしょう。

ここでは、保活の開始タイミングについて考えていきましょう。

開始時期でポイントとなるのは「子どもが何歳の時点で入園したいか」を明確にすることです。育児休暇やキャリアプラン、家庭の状況を考慮するとおおよその目安はつくかもしれません。

たとえば、0歳児クラス入園と1歳児クラス入園で、保活の時期は変わります。また0歳児で入園する場合であれば、出産予定日によってタイミングが変わります。

0歳から保育園に入園する場合は、妊娠中に以下のどのパターンで入園したいかを考えておけるとよいでしょう。

出産後できるだけ早く入園したい場合

労働基準法により、女性は産後57日間は休業することが義務づけられています。

そのため、保護者の就労が保育理由であれば、最短で保育園に預けられるのは生後約2カ月以降になります。

しかし、0歳児の受け入れ月齢は保育園によってさまざまです。生後3カ月、6カ月といった形で園によって違いますので、希望する月齢での受け入れを行なっている園を探すようにしましょう。

できるだけ早く入園する場合は、年度途中の入園になることがほとんどでしょう。

また希望の月齢を受け入れている通園可能な園を探したり、保育園見学に行ったりすることも、妊娠中に済ませておく必要があります。

出産後は、希望の保育園の0歳児クラスに空きが出た時点で入園を申し込みます。

0歳児クラスに4月入園したい場合

0歳児入園で最も一般的なパターンが、子どもが生まれた年度の次年度開始にあたる4月の入園です。

このタイミングでの認可保育園入園に向けて保活をする場合は、妊娠・出産の時期によって保活のスタート時期が変わります。

以下は、認可保育園の4月入園の申請スタートから入園内定通知が届くまでの目安スケジュールです。細かい日程は自治体や年度によって異なります。

9・10月



 

入園申請 受付期間

11月

12月

入園年 1月

入園選考

入園年 2月

内定通知・2次選考

4月入園の申し込み受付は、どの自治体おおむね10月~12月前後の間に、20日間~1カ月程度の期間で設けられることが多いようです。

この期間中に、申請書や必要書類、希望する保育園名などを自治体の窓口に提出する必要があります。

そのため、子どもが4月から夏前後生まれであれば申請まで時間があるため、出産後に保活を開始しても間に合うでしょう。

また、9月以降生まれになる場合は、妊娠中に保育園見学や書類の準備などを済ませておかなければ、入園申請の締め切りに間に合わない場合が出てきます。

自治体の申し込み期間をしっかり確認した上で、4月入園に間に合うよう保活の開始タイミングを考える必要があるでしょう。

0歳児クラスへ4月以降に入園したい場合

育児休暇が終了するタイミングとなるため、どの自治体でも1歳児クラスが最も希望者が多くなるようです。

地域によっては1歳児クラスが激戦となり、待機児童が出る場合があります。

そのため、翌年度の4月を迎える前に0歳児クラスに年度途中で入園することで、1歳児クラスの激戦を回避するというパターンがこれにあたります。

この場合は、4月以降の保育園の空き状況によって左右されます。退園や入園辞退で希望の園に空きが出なければ入園選考は行なわれないため、入園申し込みをして待機する必要があります。

そのため、子どもが0歳~1歳になる4月以降に入園申し込みを提出しておく方が多いでしょう。

この場合は出産後の保活でも問題ありませんが、生まれ月が2月~3月などの場合は、0歳児の4月入園と同じように妊娠中に保活をスタートしておく方がよいかもしれません。

1歳児クラス以降に入園したい場合

前述したように育児休暇を1歳までフルに利用・延長せずに入園するケースでは、基本的に1歳児クラスの入園になります。この枠は、どの自治体でも入園希望が多いようです。

このパターンであれば、生まれてから入園までは1年ある場合がほとんどですので、0歳児を自宅保育しながらじっくり保活に取り組むことができるでしょう。

しかし、入園希望が多いことを想定して慎重な保活が求められるでしょう。1歳児クラスが激戦となる地域や園は、2歳児クラスの入園も枠が減少することが想定されます。

育児休暇を使って保活をする場合は、産後であってもできるだけ早めに保活をスタートさせることが大事かもしれません。

保活の進め方は入園する時期と内定までの流れをつかもう

保活の進め方を知るうえでヒントになる、保活全体の大まかな流れと開始タイミングについて考えてみました。

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