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保活はいつからはじめるのが正解?生まれ月ごとに解説

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保活を始める前にまず大事なのが、いつからなにを始めるか決めておくこと。短距離でもあり長距離でもある保活を成功させるためには、出産時期にあわせて変化するスタート時期を知っておくことが大切です。今回は、生まれ月によって変化する保活のスタート時期や、認可園・認可外園の場合の違いも解説します。

保活は「いつから」始めるかが重要!

0歳児での認可保育園の入園を目指す場合は、保活のゴールは4月の入園になります。

一方、保活のスタートは逆算していつからになる?と疑問に思う方もいるかもしれません。

シンプルに考えれば、子どもを保育園に入園させたい!と決めて情報収集をはじめることから保活はスタートします。しかしここで大事なのは、入園する子どもの出産タイミングによって、保活の流れが変化するということ。

まずは基本的なスケジュールを見てみましょう。

4月~6月

ウェブや役所窓口での情報収集・相談

7月~8月

見学する園の絞り込み・申し込み

保育園見学・イベントなど参加

9月

申し込み準備・入園案内資料の取り寄せ

職場への必要書類作成依頼(両親とも)

10月~11月

1次募集申し込み

入園年 1月~2月

1次募集申し込みの結果通知

入園準備もしくは2次募集申し込み

入園年 3月

2次募集申し込みの結果通知

入園準備

入園年 4月

入園

上記のスケジュールを基本軸として、この中のどのタイミングに出産予定なのかをあらかじめ想定しながら、いつから保活をはじめればよいのかを考えていきましょう。

ここからは出産の時期ごとに、保活のタイミングがいつからになるかを考えます。

4月~6月生まれの保活はいつから?

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子どもが4月から6月生まれの場合の保活は、最もスタンダードなパターンと言えるかもしれません。

産後に状況や体調が落ち着いてから保活を始めても、1次申し込みまで時間の余裕があります。そのため、保活には有利と言われることも多いようです。

先述したスケジュールに、出産時期を加味すると以下のようになります。

4月~6月

出産

ウェブや役所窓口での情報収集・相談

7月~8月

見学する園の絞り込み・申し込み

保育園見学・イベントなど参加

9月

申し込み準備・入園案内資料の取り寄せ

職場への必要書類作成依頼(両親とも)

10月~11月

1次募集申し込み

このように、出産を終えてから、ゆっくりと基本スケジュールを実施できることがわかりますね。

懸念要素としては、出産後の保活スタートとなるため、役所への相談や園見学などに乳児を連れて行かなくていけない場面が多いことでしょう。

7月~9月生まれの保活はいつから?

子どもが7月から9月生まれの場合は、妊娠中に情報収集や役所での相談をすませておく必要があります。

なかでも9月生まれであれば、1次募集の申し込み直前になる可能性が高いため、妊娠中に園見学まですませておく必要もあるかもしれません。

このような場合、スケジュールは以下のイメージで考えておきましょう。

4月~6月

ウェブや役所窓口での情報収集・相談

見学する園の絞り込み・見学申し込み

7月~9月

 保育園見学・イベントなど参加

 申し込み準備・入園案内資料の取り寄せ

 出産

 職場への必要書類作成依頼(両親とも)

10月

 1次募集申し込み

臨月近い段階での真夏の保育園見学は、万が一のことを考える必要があります。ママが見学する場合は、パートナーや家族の協力があるとよいですね。

また、早めに希望園が決まっているのであれば、保育園見学や申し込みの準備を4月から6月の時点で前倒しに進めていくことが可能です。

出産前にバースプランや体調、産休に入る時期を考慮してスケジュールを組みましょう。

10月~12月生まれの保活はいつから?

maroke_iStock-1398639718iStock.com/maroke

10月~12月生まれの場合は、妊娠中に園見学と希望園の選定をすませておく必要があります。

スケジュールは以下のようになるでしょう。

4月~8月

 ウェブや役所窓口での情報収集・相談

 見学する園の絞り込み・見学申し込み

 保育園見学・イベントなど参加

 9月

申し込み準備・入園案内資料の取り寄せ

職場への必要書類作成依頼(両親とも)

10月

出産

1次募集申し込み

10月から11月は出産と一次募集の申し込みが重なる可能性があります。

出産前後は余裕がなくなることもあらかじめ想定して、家族で役割分担しながら臨むことが必須となるでしょう。

また、希望園の定員状況や育休期間によっては、翌年4月の0歳児入園ではなく、1歳児入園も視野に入れて検討する必要があるかもしれません。

1月~3月生まれ(早生まれ)の保活はいつから?

1月から3月生まれの場合は、まず入園時期を検討しましょう。

認可保育園に入園させる場合は、規定として産後56日を過ぎている必要があります。さらに園によっては、生後6カ月以内の子は入園対象外という場合もあります。

そのため、1月生まれであれば4月入園も可能です。

しかし2月4日以降に出産した場合は、次年度4月に1歳児での入園を考えなくてはいけません。

どうしても0歳児入園を希望する場合、希望する園の状況に合わせて0歳児での途中入園、また入園可能になるまで認可外園への入園も視野に入れましょう。

1月生まれが0歳児で入園する場合は、以下のようなスケジュールが想定できます。

10月~11月

 1次募集申し込み

入園年 1月~2月

出産

1次募集申し込みの結果通知

入園準備もしくは2次募集申し込み

  入園年 3月

 2次募集の結果通知

 入園準備

  入園年 4月

 入園

このパターンでは、10月以降の1次募集申し込みまでにすませておくべき園見学や希望園の選定などは、両親ともに産休・育休に入る前の勤務期間中に並行して行なう必要があります。

妊娠中の体調変化などにも留意して、無理のないよう進めましょう。

認可外園を希望している場合の保活スケジュール

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ここまで、認可園に0歳児入園させる場合のスケジュールを確認してきましたが、希望園が認可外園であれば、申し込み時期・入園時期に決まりはありません。

認可外園の場合は、希望する年齢のクラスに空きがあれば年度途中での入園も可能です。また、園見学なども都合に合わせて柔軟に対応してくれる場合が多いようです。

その場合は、園と直接連絡をとり、状況の確認や入園手続きをすませる必要があります。

園によっては、3歳以上のクラスを設けていない園や入園手続きの方法など、園によってそれぞれ特徴がありますので、しっかり確認しましょう。

もちろん、認可園であっても希望のクラスに定員割れがある場合は、中途入園も可能です。認可園の場合は、途中入園であっても役所に申込書を提出して、選考を待つ必要があります。

 

保活の「いつから」をしっかり把握して4月入園を目指そう!

認可園での0歳児入園を目指す保活は、出産時期・子どもの生まれ月によって動くタイミングを把握してスケジュールを組み立てる必要があります。

出産するママ・ともに協力するパパにとっても心身ともに繊細な時期でもあります。まずは無事な出産を最優先しながら、無理のないよう計画的な保活を目指しましょう。

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